第142話で、ネイティブ・アメリカン チェロキー族に伝わる
『二匹の狼 Good Wolf & Bad Wolf 』の叡智を紹介しました。
142.Good Wolf & Bad Wolf
結局、私たちの日々の選択が
私たちの社会を直接つくっていくのです。
そして今は、私たちの選択次第で、
応援したい団体や企業を発展させる仕組みができ始めています。
一つの例が電力会社の選択です。
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初めに、エネルギーファンディング®︎の提案を岡山電力株式会社からいただいた時、
すぐにその企画の素晴らしさに気づきました。
そして、先の『二匹の狼』の伝説を思い出しました。
今や全世界で「いくらかでも電力が使える人は80%に達している」そうです(『FACTFULNESS』)。
それだけ電力は私たちの生活に密着しているものになります。
そして、その電力をどこから買うかによって
その電気代の一部を社会貢献に役立てることができるのです。
エネルギーファンディング®︎ のサイトはこちらです。
しかし、私がこのエネルギーファンディング®︎の企画に賛同したのは
もう一つ踏み込んだ理由が有ります。
その寄付の先を指定できるという点です。
市民が直接、社会貢献のための団体を組織し、
持続的に実践することはややハードルが高いといえるでしょう。
そんなとき、既に活動している団体に
寄付を通して支援できるのはとても素晴らしいことだと思います。
という訳で、
一社)みんながみんなで健康になる 主催の「医歩の学校」も
寄付の対象先に選出いただきました。
![](https://minnadekenko.com/wp-content/uploads/2021/08/25402.png)
繰り返し強調しておきますが、
誰もが利用する電気、
その電気代から寄付をするという着眼が素晴らしいです。
![](https://minnadekenko.com/wp-content/uploads/2021/08/25403.png)
まだ(もう?)支援者は2人です。
沖縄以外であれば、日本中どこからでも登録できます。
私たちの団体に限らず、
たくさんの社会貢献のための団体が登録されていますので
毎日の電気代の一部を
ご自身の目に叶う団体に寄付してみて下さい。
手続きは簡単です。
上記サイトに非常に分かり易く解説されています。
(当初、その手順を説明しようと思っていましたが、不要でした。)
注意点は、電力会社の切り替えに関して、
以前契約していた会社からの連絡は一切ないという点です。
電力会社の仕組みは非常に洗練されていて、
新規契約の電力会社が裏方の手続きを全部やってしまうのです。
より良き社会への実現のため、
ご自身の一票を有効にお使いください。
さて、私は今、
医療界はハイリスク・アプローチから
ポピュレーション・アプローチにシフトしなければならないと感じています。
*第186話をご参照ください。
186. ポピュレーション・アプローチの潮流
前者は疾病管理のアプローチです。
超高齢社会では複数、複合疾病が当たり前であり、
社会保障費が急騰している今、
その対応の限界が見え始めています。
病気になる以前のサルコペニアやフレイルの段階で
介入していかなければなりません。
それが、後者のアプローチです。
正確には、医療者が介入するという言い方は適切ではありません。
その段階から市民自ら、
自身のヘルスケア問題に向き合う必要があります。
予防医療に取り組まなければなりません。
もっと言うなら、
個人の健康問題から地域の健康問題に向き合うべきだと思います。
そんなポピュレーション・アプローチの一策として
「医歩の学校」を展開しています。
是非、あなたの一票を私たちに!
宜しくお願い致します。
https://enefun.earth/project/47
2021年9月1日